エンジンオイルやトランスミッションオイルの他にオイルフィルターも交換

ハーレーで定期的に行う必要があるメンテナンスとしてはオイル交換が挙げられます。
ハーレーの場合、エンジンオイルとトランスミッションオイルの劣化がそのまま走行性能に悪影響をもたらすので優先して交換作業を行うことが大切です。

走行距離が三千キロに達したらオイルの交換時期とされていますが、オイルは空気に触れた直後から劣化が進むので、たとえ一切走らせなくても数か月から半年の間には交換をしなければいけません。
また、オイル交換はエンジンやトランスミッションに関係無く、すべてを同時に行うのが走行性能を損なわない工夫になります。

交換が必要

オイル交換の際はオイルフィルターの状態も確認することを忘れてはいけません。フィルターはオイルの汚れを濾すための部品ですが、次第に劣化する消耗品でもあります。古いフィルターはオイルと一緒に交換するのが最適ですが、販売店などでオイル交換を依頼する場合はフィルターの購入費や作業工賃が上乗せされるので予算に余裕を持たせることが大切です。

自分でオイル交換を行えば作業工賃を節約できますが、古いオイルの処分や部品の着脱を適切に行う必要があるのでカスタマイズの知識や技能が不可欠です。オイル類は量が少ないとエンジンやトランスミッションが焼きつくおそれがあるので慎重に計量する必要がある他、種類が異なるオイルを誤って入れてしまうと故障の原因にもなります。

オイルフィルターの取り付けも丁寧に行わないと内部ですき間が生じる可能性があるので、整備に慣れていない人は販売店やカスタムショップに依頼するのが賢明です。